コミュニケーションと情報デザイン 情報I

データの圧縮③【ハフマン符号化】

2024-11-16

スライドの解説

 圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量をそれぞれ求めていきましょう。

 圧縮前のデータ量:A〜Fの合計6種類の文字を表すためには,1文字あたり3bitが必要となります。よって,圧縮前のデータ量は,3(bit)×21(文字)=63(bit)となります。

 圧縮後のデータ量:スライド中の表より,A~Fそれぞれのデータ量は,次のとおりです。

  • A→9(回)×1(bit)=9(bit)
  • B→4(回)×3(bit)=12(bit)
  • C→3(回)×3(bit)=9(bit)
  • D→2(回)×3(bit)=6(bit)
  • E→2(回)×4(bit)=8(bit)
  • F→1(回)×4(bit)=4(bit)

 よって,9+12+9+6+8+4=48(bit)となります。

 このことから,圧縮率は「圧縮後のデータ量/圧縮前のデータ量×100」で求められるから,48/63×100=76.1…≒76(%)となります。

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