スライドの解説
圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量をそれぞれ求めていきましょう。
圧縮前のデータ量:A〜Fの合計6種類の文字を表すためには,1文字あたり3bitが必要となります。よって,圧縮前のデータ量は,3(bit)×21(文字)=63(bit)となります。
圧縮後のデータ量:スライド中の表より,A~Fそれぞれのデータ量は,次のとおりです。
- A→9(回)×1(bit)=9(bit)
- B→4(回)×3(bit)=12(bit)
- C→3(回)×3(bit)=9(bit)
- D→2(回)×3(bit)=6(bit)
- E→2(回)×4(bit)=8(bit)
- F→1(回)×4(bit)=4(bit)
よって,9+12+9+6+8+4=48(bit)となります。
このことから,圧縮率は「圧縮後のデータ量/圧縮前のデータ量×100」で求められるから,48/63×100=76.1…≒76(%)となります。